『建国記念日』
「建国記念の日は、二月十一日」としました。
「紀元節」
が執り行われます。
「天孫降臨(てんそんこうりん)」
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は葦原中国 (あしはらのなかつくに)《日本》がさらに豊かで平和な国になるようにと、孫にあたる瓊瓊杵尊を日向国高千穂峰(ひゅうがのくにたかちほのみね)に天降らせました。
瓊瓊杵尊は御殿を建て、
草薙の剣(くさなぎのつるぎ)
をおまつりし、
「珠」というのは「霊」(みたま)の象徴であり、天照大御神の神霊の天職は八坂瓊勾玉のようだと申すのであります。また皇居には八咫鏡と天叢雲剣の形代があり、八咫鏡の形代は宮中三殿の賢所に、天叢雲剣の形代は八尺瓊勾玉とともに御所の剣璽の間に安置されているとされています。(儒学伝来以後、鏡は「知」、勾玉は「仁」、剣は「勇」というように、三種の神器は三徳を表わすという解釈もある。また『神皇正統記』では、「三種の神宝(さんしゅのしんぽう・みくさのかむだから)」とも称される。)
八坂は「弥榮」であります。
「まがたま」というのは、真輝魂であり、真に光輝燦然たる魂という意味になります。
○豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みづほ)の国は、これ 吾が子孫 (うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。
宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと、まさに天壌(あめつち)と窮(きは ま)り無かるべし。
このことを天孫降臨といいます。