『 突然の恋 』 Part2
この本のタイトルは、少し衝撃的かもしれません。 本文中の「突然の恋」というエッセイにもありますが、私が夫と結婚してまだ1年も経ない頃の ことです。 二人でテレビドラマを見ていて、その内容から私が、 「恋をしてしまったら仕方ないわよね」 と夫に言いました。 すると彼は、 「人間は、そんな盲目的に恋に落ちるわけではない」 と言いました。 昔から 「恋は思案のほか」と言われるように、それまで私は、人がだれかを好きになるのは自分の 意思と関わりなく、突然やってくる“幸運”や“災難”のようなものだと思っていました。 ところが、夫は、 「人が誰かを好きになるには、その人自身の心の中に、それ相応の理由があるはずだ。 人間は、運命のようなものに盲目的にひきずられるものではないよ」 と言ったのです。 (生長の家 白鳩会総裁・谷口純子先生著『突然の恋』はしがきより抜粋)
私達は、誰と結婚するのか、何処の学校にはいるのか、どのような人と巡り会うのか、これらの
ことはすべて偶然ではなく、自分自身の「心」が決定しているということなのだと思います。
即ち、人間の運命は外から強制されたり、支配されたりするものではなく、私達は「神の子」
として、一切のものを支配する権利を有するものであると言うことです。
したがって、自分は「運命の主人公」であるということでもあるのではないでしょうか。
「恵味な日々」