『日時計日記』をつけましょう!

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今年は『日時計日記』を書きましょう!



 生長の家総裁・谷口雅宣先生は、“日時計主義”の生き方とは、生長の家で説く

「実相独在の信仰」  と  「唯心所現の真理」

を体現した生活の実践であるとし、たとえ現象的にはまだ完全なる素晴らしい世界が現れていなくても、

その現象の奥にある実相を信じて、そのことをコトバで認め、その完全なる素晴らしい姿を引き出

すことで「実相」が現れるという原理を信じて、素直に実行するという信仰心が大切である

とお説きくださっています。



谷口雅宣先生著 『日時計主義とは何か?』 38頁には次のようにお説きくださっています。

「悪を認めない」ことは、だからこのような心中の悪(否定的印象)の拡大を未然に防止する優れた方法でもあるのだ。

「悪を認めない」どころか、心を実相の光明円満完全のイメージで満たすことは、「類をもって集まる」という強力な心の法則を発動して、私たちの心が現象の奥に光明・円満・完全を見出す契機を与える。


谷口雅春先生は、この素晴らしい方法を用いられて数多くの著書を、力強い光明の言葉で埋められている。例えば、『真理の吟唱』の想念感情を浄める祈り」には、次のような件がある。


『今より後、決して私は悪しき事を思わず、悪しき事をいわず、人を呪うことなく、怒ることなく、現象の悪に心を捉えられることなく、ただ善のみ、光のみ、美のみ、幸福のみ、豊かさのみ、調和のみ、平和のみの実相を心に見、コトバに発し、常に想念感情を浄めて、この世界の実相たる天国浄土を地上に実現せんことを期するのである。  (同書59頁~60頁)』


私たちは、この教えに従って「日時計主義」を生きることにしている。

だから『日時計日記』では、悪い出来事は書かないのが、原則である。

悪いことを書かない、印象しない、記録しない、思い出さない、という方法によって、多くの人々は「悪はない」という実感がもてる。

加えて、「よいこと」のみを書き、印象し、記録し、思い出すことによって、多くの人々は「善が満ちている」という実感を抱き、その実感を通して、現象の背後にある善一元の世界の実在を確信することができるようになる。

そういう宗教的実感や悟りへ到達するための優れた方法が「悪を認めない」という生き方である。



ここで書かれております『日時計日記』とは、生長の家白鳩会・総裁谷口純子先生監修の日記帳

のことで、『日時計日記』を使う人の人生を、楽しく豊かなものとするための日記です。

この『日時計日記』を書き続けることによって、常に私達の想念感情を浄めることができ、素晴

しい世界を実現することができます。

毎日、出会う 「うれしいこと」  「ありがたいこと」  「感動したこと」 などをこつこつ

とかき続けることによって、心に幸福の“ひな形”をつくり、現象世界に幸福を持ちきたす優れ

た方法であります。


 ここで『日時計日記』を使いつづけている私の知り合いの奥さんでMさんの「日時計日記」実践を紹介します。

 
Mさんの小学4年生のお子さんが、漢字テストがあるといつもそのテストを隠しておりました。

ある日、お母さんのMさんが、掃除をしていると、まるめて捨ててある沢山の紙くずを発見しました。

広げてみるとなんと、20点、30点漢字テストばかりでした。

このことを夫に相談したら、生長の家の真理を学んでいるMさんの夫は、「子供は神の子だから、きっとよくなるから暫らく様子をみよう」といってくれたのですが、Mさんは心がまだ落ち着かず、早速『日時計日記』にこのことを書くことにしました。

「私の子供は神の子です。既に、優秀で素晴らしい成績です」と毎日毎日書き続けました。

 ある日、Mさんの子供は、学校からニコニコと満面笑みで帰ってきました。

どうしたのと子供に聞くと、Mさんの子供は、満点の漢字テストを見せてくれたのでした。

このように日時計主義は人生の光明面を見る生き方であって、「欠けていること」を見るのではなく、「与えられていること」「恵まれていること」「生きていること」を感じて、感謝する生き方です。

善一元の信仰にもとづき、現象世界に実相を引き出す具体的実践でもあります。
 
 また、同じMさんは、家のベランダに洗濯物や布団を干していると、いつも鳩が飛んできてフンをたくさん付けられるので困っていました。

早速、『日時計日記』に鳩さんには鳩さんのもっと相応しい快適な環境があるのでそこで楽しく暮らしていますと書き続けました。すると不思議なことに数日後には、鳩がまったく来なくなったということでした。


この日記に毎日、光明生活の記録をつけることで、実際に光明思想を生活に実践するようになれ

ば、すべての人や物や事の光明面を見ることができるようになります。
 
そして、この日記を通して「日時計主義」の生活が習慣化されてきますと、自身の生活はもと

より、その周囲の家族、職場の皆さんの人生も光り輝くものになってきます。

Web版「日時計日記」
        もご覧ください。