「心のコップを上向きに」

 「心のコップを上向きに」 
 
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今、子育て中のお母さんたちにとても参考になるお話です。
 
人間には深い五つの願いがあります。
それは、
 
1.人に認められたい。
2.愛されたい。
3,褒められたい。
4.役に立ちたい。
5.自由になりたい。
 
これらの願いを満たすような教育をすると、その子をどんどん伸びていきます。
このように、褒めて認める教育は、善なるもの、その子に宿る神性がどんどん引き出されてくることになります。
 
心には方向性があり、家庭環境において、和顔、愛語、讃嘆と信頼との環境においては、子供は、その感化を受け事物の明るい方向へ心が向かうようになります。
素晴らしい明るい家庭環境で育った子供たちの魂は健やかに伸び伸びと発達するのは当然ですね。
 
 
 
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子供たちが、伸び伸びと、生き生きと楽しく成長していくためには、心のコップを上向きにさせることがポイントだと言われています。
 
勉強をがんばれない。友達との仲がうまくいかない、校則に違反するなど、このような子どもたちは、心のコップが下を向いた子供たちだそうです。
 
「子供の心のコップを上向きにする方法」
 
子供の心のコップを上向きにする方法の具体例を紹介しましょう。
学校での授業中は、ある先生は一人の男の子のことを気にかけているそうです。
 
1.少しでもノートを取ろうとがんばる様子や姿勢はないかだろうか。
 もし、少しでもこのことが感じられたら、直ちに、
 
「ヘー、すごいね。できるね。素晴らしいよ。やるじゃないか」
 
と讃嘆の言葉をどんどんかけてあげる。すると、その子の行動が見る見る変わってくるそうです。
次第に、黒板の字をノートに書き、それに説明まで書き、その後、自分でも考えようとする。
 
「へぇ、やるもんだね」
 
などと笑顔で褒めるとたちまち、その子の心のコップは、カタカタカタと上向きに変わっていくのがわかるのだそうです。
そしてついには完全に上向きになるということです。
 
その瞬間、彼の目は輝き、自ら頑張ろうとする意欲が見られるようになります。
 
「心のコップは自尊心の感情」
認めて、褒めて、引き出しことにより、
 
「自分はできるんだ。頑張れるんだ」
 
と心から思えるようになります。
 
 
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このことからも、そこに宿る神性は言葉の力によって引き出すことができるのです。
 
コトバの力によって、人間の内在しているところの無限力を引き出すことが教育にとって、とても大切なことがお解りになったのではないでしょうか。
 
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「すばらしいね」「すごいね」「上手だね」「天才だよ」「やればできるね」
 
と褒めて、認めてあげる。これは子供だけでなく、大人でも同じですね。
 
今までの教育は、欠点を見つけて悪を直す方法をとっていましたが、悪いと言われれば、言葉の力で悪を印象させるので、努めて善き言葉を使うことが大切です。
 
 
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「人間は神の子」であるという教えは、魂を解放させてくれます。
 
教育は内に宿る神性を「コトバの響き」によって、引き出すことであり、また、今、現れ出ようとする生命を生かして、培うことが、神性を引き出すことになります。
内に埋蔵された種子の芽を咲かす縁を与える。これが、「根を培う」ことであり、それが幹となり、枝となり、葉となり、花となり、やがて、美しい結実を見るにいたるのであります。
 
素晴らしい日本、新生日本のため、“神性開発”して、日本の子供の心のコップを上向きにしましょう。