「薔薇園」

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「薔薇園で」

 この世界には、せっかく、美しい、素晴らしい面がすでに存在しているにもかかわらず、それには全く目もくれず、わざわざ悪い面を探し出して、それを強調して印象づけようとする生き方は果たして人間として正しい良い生き方といえるでしょうか。
 確かに世の中の出来事や、人々の行いにも色々の欠点もあれば、醜い面もあります。しかし、そこには必ず美点や賞賛する点もあるはずです。

 ある日、AさんとBさんが一緒に美しい薔薇が咲く公園に出かけました。その公園にはキラキラ輝く木々の緑や、美しい薔薇の花々が色とりどりにたくさん咲いておりました。Aさんは、美しい薔薇の花に目をとめて「これも美しい」「あれも素晴らしい」「この花はなんと美しい彩りなのだろう」「この薔薇はなんともいえない素晴らしい香がする」と讃嘆して歩いておりましたらいつのまにか、自分の心が喜びと幸福に満たされていることに気がついたのです。
 一方、Bさんはせっかく、美しい公園に来ているのに、美しい薔薇の花には目もくれず、薔薇の棘にさわってみては痛い目にあったり、葉の裏にいる毛虫やアブラムシを見つけては、それに心を捉われて心を不快な思いで満たしているとしたら、同じ人生でどちらが楽しい人生だといえるでしょうか。
 同じ人生を歩むならいつも明るい、楽しい、積極的なコトバを発して生活したいですね。
きっとそこには素晴らしい天国が開かれてくるでしょう。