「食卓の躾」

「食卓の躾」
 
 
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嘗て、10年程前に、世界20カ国の中学生を対象に次のような調査をしたことがあります。
 
【調査内容】
1.先生を尊敬していますか。
 
     韓国            84.9
     EU12カ国の平均    82.7
     アメリカ          82.2
     中国            80.3
     日本            21.0% 
 
また、世界の「先生の尊敬度」を、世界186カ国を対象に調査した結果、平均は72.3% となりました。OECD(経済協力開発機構)発表
 
また、さらに「親の尊敬度」調査を行った結果、予想通り日本は最下位の25.2%でした。
なお、他国はすべて80%以上いう調査結果になっています。
この調査で50%切った国は国家として危ないといわれています。
この50%を大きく下回った国は日本だけだったようです。
 
一方、日本青少年研究所の発表したデータによると、日本の高校生を対象に調査した結果、自分をダメだと思っている学生 
 
日本     66
アメリカ   22
中国     13
 
皆さんはこのような結果を見てどのように感じられたでしょうか。
 
現在の日本の政府は国家を卑しめ、利己的目的を奨励し、自虐的行動を繰り返しています。このような状況をみましても、純真な子供たちは国家を愛することが出来ず、したがって、先生や親も尊敬することもできなくなっています。
 勿論、親を尊敬し、感謝できない子供は、その親から生まれてた自分を尊敬することなどできません。
今の日本の政府の政策がこのような状態ですので、子供の教育、躾は家庭でしっかりとしなければ、大変なことになってしまいます。
 
 
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三つ子の魂百まで
 
3歳までは徹底的なスキンシップが必要で、人間の脳の基盤になる。
3歳から8歳までに小脳が完成し、その後12歳までに大脳が完成する。
 
人間の躾は3歳までが重要といわれており、特に食事での躾はさらに大切であります。食卓は家族を繋ぐ扇の要であり、その場で躾を行うことが、子供の躾にとって、最も重要な場所であり、食育にも繋がっていきます。
 
 今は同じ家に暮らしていてもバラバラに食事を取り、まるで同居離婚や同居別居をしているような状態です。ジャンクフードやコンビニ弁当ばかり食べている子はすぐにキレやすいとも言われています。3才までに家族みんなが揃った食卓で、お母さんの作った手料理をいただきながら育てられた子供は人間としての情緒がしっかり出来るといい、ここで社会性や協調性を身につけることができ、人間としての他に対する思いやりや愛情が豊かに育まれることになります。