『 めざせ!“ぶっちぎりの速さ” 』
高橋大輔選手は、ホッとした表情をのぞかせたものの、
「メダルを取れた自分を褒めてあげたい。でも、演技内容としては満足がいかないので、うれしさ
と悔しさが入り交じっている」
と今の気持ちを語っていました。
竹内智香選手です。
選手は、現在開催されているバンクーバー五輪でメダル獲得が期待される日本のエースの一人
です。
竹内選手は、過去2回、オリンピックに出場しましたが入賞することができず、その悔しさから、
一念発起し、単身でスイスに渡り、トリノ五輪で“金”と“銀”を独占したショッホ兄弟のいる
世界最高峰といわれるスイス代表チームに入門を願い出たのでした。
しかし、直ぐにはチームに受け入れてもらうことができず、三度の懇願で、ようやく強豪スイス
チームへの入門を実現させたのでした。
そして、入門後は、その思いと意思の強さがスイスチームに認められ、急成長をなしとげたので
した。
この無謀ともいえる挑戦の理由はただ一つ、
「ぶっちぎりの速さ、絶対に優勝できる速さを手に入れるため」
と、竹内選手は語りました。
さらに
「常識の中でやっていたら常識の結果しか得られない」
とさらに語句を強めたのでした。
如何なる時にも失望してはならないし、如何なるときにも落胆してはならないのである。 すべての人間は神の子として素晴しい天才と天分とが与えられているのである。 天才とは何か、人間は神の子であるという實相が天才なのである。 天賦の無限力が天分なのである。 天才とは、特殊の人間にのみ授けられた能力ではないのである。 何人にも夫々の天才が宿っていながら、それを掘り出す努力を中途半端にしているから掘り出し 得ないだけのことである。 何事も中途半端になすこと勿れ、ひとたび「吾れ是を為さん」と決意した限りは、徹底的にそれを やりとげよ。 前途は無限であり、遥かなる行方は茫漠としてハッキリしないかも知れないけれども、諸君が勇気を 鼓して、たゆみなき努力を続けて行くならば、進むに随って途はひらかれて、前途はハッキリと晴れ て来るのである。 (生長の家創始者 谷口雅春先生著『人生を前進する』より)
やるべきことはすべてやってきた!
負けては涙を流していた弱々しい姿はもはやありません。
過去2回の五輪とは目線が違います。
初出場のソルトレークシティーは「出場する」
前回トリノは「決勝に残る」だが、
バンクーバーの目標は
「勝つこと」。
きっぱりと言い切る口調に自信がみなぎります。
そして、竹内智香選手はさらに、次の如く言っています。
「2位や3位のメダルは、4位や5位と一緒、優勝を狙うことだけが目標!」
3度目となるバンクーバー五輪での、“ぶっちぎりの金メダル”を応援しましょう。