『 神武天皇建国の理念 』
『 神武天皇建国の理念 』
この、八紘一宇の神勅の「八」は「八百万」の「や」であり、無限の広がりを意味し、
数多いこと意味するそうです。
「紘」は「冠のひも」という字であり、八方の隅から、紐をまとめて一箇所に結ぶように
まとめる意味があるようです。
すなわち、「人類の魂の緒」を八方から一つに結び合わせて、お互いの個性を尊重しながら
一つの家族のように仲良く結び合うということなのではないでしょうか。
古代日本民族は、魂は霊的根本において,連珠し「緒」をなし連なっていると考えていました。
したがって、肉体は別々に見えていても、魂は一つに繋がって連珠していると捉えていた
のでした。
世界民族はそれぞれに、生活習慣、文化、言葉、環境は違って、肉体も離ればなれになって
いますが、魂において、それぞれの文化や生活習慣を認めつつ、お互いに尊敬しあって、世界中、
みんな「一家族の兄弟」のように仲良くしましょうと言うのが日本の建国の理念なのです。
神武天皇によって建国されてのが「やまとの国」であって、「大和の精神」、すなわち大調和の
精神が日本の建国の理念といってもいいでしょう。
と仰せられて天沼鉾を賜うたと言うことと一つであるわけです。
すべての人類は、神から天降って来た所の生命体でありお互いに、神様の生命に生かされ
ている人間なのですから、お互いに協力し合って、助け合って一つに纏まって仲良くしま
しょうと言うことなのです。
「天沼鉾」すなわち、「宇宙を貫く真理の鉾」を提げて、安定した平和な世界にしていき
ましょうという精神が、「日本精神」であり、神武天皇建国の理念であるということが言え
るのではないでしょうか。
の「日本の大和の精神」が顕れていると思います。
日本国家 「君が代」
君が代は、千代に八千代に さざれ石の巌となりて こけのむすまで